CONTACT素材を選ぶ
「新しい時が一番きれいに見えて、年月と共に汚くなる素材は使わない。人が使えば使うほど古びて味わいが出る、そんな建築に住みたい。」
住環境研究所の原点である「朝向きの家」を構想した時に大切にした素材選びのポイントです。こちらでは、30年に渡る家づくりの中でおすすめしてきた素材について紹介します。
杉の無垢フローリング
杉は木材の中でも柔らかく、素足で触れると気持ちの良いのが特徴です。柔らかいことは傷がつきやすいということでもありますが、長年使うことでできる自然な風合いもその家の良さであるとも言えます。浜松市の天竜美林は日本三大人工美林の一つに数えられ、天竜杉は耐久性、耐水性に優れると言われています。
漆喰壁
漆喰壁は消臭・調湿作用だけでなく、抗菌作用や化学物質の分解作用もある優れた素材です。施工費は高くなりますが、耐久性も高く、ビニールクロスの張替のような更新がないことを考えると、永く住む家としてのコストパフォーマンスは高いと言えます。
アイアン
見た目の重厚感と味のある雰囲気のアイアンは、自然素材の木材などと合わせると、空間のポイントになります。耐久性が高く、また加熱することで曲げたり伸ばしたり自由に加工ができる素材です。弊社の設計では手摺や門扉などで採用しています。
