自然素材にこだわり、昔ながらの家づくり
『自然素材にこだわり、昔ながらの工法で家作りをしたい。』
一枚一枚全ての板(落とし込み板・床板・野字板)をどこで使うのかお施主様選び、自ら塗装をし、お施主様・業者が一体となって作り上げましたお宅です。
壁を板の落とし込み工法である板倉造りや木摺で造ると、地震時の水平力に対する粘りが出ます。構造的だけではなく、自然素材を使用したことによる調湿効果等の室内環境の改善、杉板に囲まれた気持ちの良い空間で暮らすという精神的な喜びも生まれました。
お施主様は天竜杉を使いたいと素材の原産からこだわったことで、その流通過程から一本の木がどれほど多くの人たちの手により今ここに在るかを知り、暮らし方にも変化があったそうです。