「木(き)」の家に暮らすと心が落ち着きます。
朝は「おはよう」と声を掛けながら、太陽の光が優しく差し込む森の小道のような階段や廊下を抜けて、開放的な食卓に向かいます。
冬は床暖房でほんのり温められた無垢の杉板の床を裸足で歩きます。太陽で暖められた「気(き)」空気の流れに気づき自然の恵みに感謝します。端境期や夏は、熱で夜間冷却されたコンクリートからのほのかな冷気による足裏から感じる温度差が心地良く、「パッシブ」な「気(き)」空気の流れに自然と共に生きていることを実感します。空気を感じ、つくづく、「生きている」のではなく、「生かされている」ことに感謝します。
自然を見つめて、自然を利用して、工夫して暮らす「きづき」のある暮らし、「感謝」のある暮らし方があります。自然に同化し、太陽熱を利用する、環境にやさしいパッシブ的な「機(き)」機械を備えた家という「器(き)」うつわは、環境にも技術にも「来(き)」未来に「希(き)」希望や「期(き)」期待を与えます。
そんなきづきのある森の家。
持続可能な浜松市のエコハウスモデル住宅が完成しました。