【つながる大広間の家】無事に上棟を迎えることが出来ました!

8月吉日、「つながる大広間の家」の建前(上棟)が行われました。
35℃に迫る真夏日でしたが、休憩を多めに取って頂き、無事棟上げまでの工事を終えることが出来ました。
お施主様にもお茶やお弁当などたくさん用意して頂き、大工さんたちの士気も上がり、良い上棟の日となりました。

屋根の合板を固定する釘の種類、ピッチ、状態を確認している様子

こちらの平屋住宅は、「登り梁方式」という斜めの梁上に構造用合板を敷き屋根を構成する方式を取っており、構造的な耐力と気密はこの合板の面で取っています。

釘の頭は合板にめり込みすぎると、期待する耐力を確保できません。
住環境研究所では、釘頭が少し出るくらいの圧力の釘打ち機で打ち、最後に手打ちで釘頭を合板面と同面に合わせていきます。

屋根の気密テープを施工中

合板の継ぎ目にはアクリルテープを、合板と梁との取り合いは粘着力と段差の追従性の高いブチルテープを使用します。
仕上がり時に隠れてしまう部分こそ、しっかりと品質を保ちたいと考えています。

夕方にはご家族、ご親族の方も上棟式にご参加頂きました。
3人のお子様たちも、まだ骨組みだけの家を興味津々に見て完成の姿をイメージされていました。